トライアスロンから学ぶこと!

トライアスロンは、とかく「鉄人レース」と称され単にスポーツというより、どこかドラマチックに取り上げられがちな特殊なスポーツのイメージが先行しているようです。
しかし、「泳ぐ」「自転車に乗る」「走る」ということは、誰もが子供の頃から経験した運動であり、決して特殊な技術を要するものではありません。その強度・距離・環境により差はあるものの、全身の心肺・筋肉・バランスそして精神的強化を実現できるスポーツと私は位置づけています。
つまりトライアスロンは、子供から高齢者まで男女を問わず楽しめるスポーツなのです。また、心身の障害を持つ人も参加機会の持てるスポーツなのです。
私は、スキーのオフトレに自転車に乗り始めたことがトライアスロンに出会うきっかけでした。
1981年日本で初めてトライアスロン大会が鳥取県皆生にて開催されたの知り、何故か心躍ったことを今も覚えています。
1989年第1回佐渡国際トライアスロン大会に出場した思い出は今も鮮明に蘇ります。その完走経験、それからのトライアスロンとの関わりは、仕事はもちろん人生を生き抜くうえで大いなる自信に
つながりました。
そのことが礎になり、今日日本体育協会公認のトライアスロン指導員としてトライアスロンの普及・強化にも携わることになりました。
私が主宰する「ちーむ・まいんどトライアスロンクラブ」のモットーは「トライアスロンを永く楽しむ」と言います。これは、レースもマイペースで楽しく走ることと、永い年月トライアスロンを楽しむ「マインド(心持ち)」を大切にしようとするものです。
その結果、いつまでも健康で明るい人生を謳歌出来ることです。
このことがこれからの日本社会にとっても有効であることは間違いありません。勿論、国体・オリンピックでの戦える選手強化育成も一方では避けられません。その目的に向けても生涯スポーツとしてのトライアスロン愛好者がまた一人増えることを望んでいるのです。
高崎市トライアスロン協会
特別顧問 小平 博
最近のコメント