高崎市トライアスロン協会10年の軌跡!

TO2

高崎市トライアスロン協会が発足から10年となりました。多くの会員やそれを支えてくれるご家族や関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

当時私は、群馬県トライアスロン協会理事長としてより群馬県らしい大会を開催しようと理事会で話し合いを重ね、2010年に高崎市に働きかけ「榛名湖でトライアスロン」という夢の実現に向け奔走していました。
大会開催に期待をしていただく皆様とは裏腹に様々な課題や不安・抵抗の中で地元の関係機関との調整を進め2012年7月の開催が決定、2011年に実行委員会が発足されました。

一方私は、「TEAMMIND」というトライアスロンクラブでロング中心に活動しながら4月にはクロストライアスロン練習会(現在も継続開催)というミニ大会を開催していました。
そんな仲間と必然的に高崎市トライアスロン協会設立の機運が高まり、上原勝美さんが初代会長として重責を担っていただきました。

第1回はるトラ記事
*高崎市トライアスロン協会設立準備会議
*第1回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬案内
*トライアスロンに取り組む中嶋さん親子の紹介
*上原会長の紹介等々

第1回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬大会(以下「はるトラ」)は、無事盛大に開催されました。しかし多くの反省や課題もありました。私が特に感じたのは、トライアスロン競技の特性でもあるスイム・バイク・ランを連続して行う競技特性の習熟とその魅力を知ってもらう必要性でした。

そして2012年11月より「チャレンジはるトラ教室」を始めました。11月から翌年7月までの10回の教室で学んで「はるトラ大会を笑顔でフィニッシュしよう!」をテーマに開催し、そこで新たに高トラ会員となり、はるトラから全国の大会そして海外の大会へと足を延ばす選手も誕生しました。先の中嶋千紗都さん「今年の2月25日(土)アジアトライアスロンカップで6位入賞(日本人トップ)」もその一人です。教室は今第10期となり今年のはるトラ大会に向けて継続開催されています。

トライアスロンを教えることは、自らの成長にも役立ち、私自身も2012年の佐渡国際Aで念願のエイジ1位となり2015年アイアンマン洞爺湖でエイジ1位、夢のハワイコナ世界選手権のきっぷを獲得しました。
ハワイバイク
*2015年アイアンマンハワイコナ世界選手権

高トラの活動目的でもある、はるトラ大会運営の全面協力達成ため審判員の資格取得もすすめ、はるトラと共にこの10年歩んできました。会員数は年々増加し協会運営も多彩な才能を持った会員が積極的に参画し100名を超える大きな団体と成長しました。

しかし、ご存じの通り、2020年から世の中を一転させた新型コロナウィルス感染拡大による影響は想像を超えるものでした。参加できる大会はなくなり、集まって行う練習会もできなくなりました。準じてトライアスロン愛好者も減少しました。その結果、JTU(日本トライアスロン連合)登録者も減少し、大会開催に携わる私も苦悩と不安の日々を送りました。
同年のはるトラも中止となり、トライアスロンのできない日々に誰もがストレスを感じたことでしょう。モチベーションの低下は練習の低下に結びつきます。

そこでできることから始めようと、チャレンジはるトラ教室の会場としてお世話になっている新町温水プールアクアピアでミニトライアスロン大会を開催しました。感染予防のため制限もありましたが、参加者の皆さんが活き活きと楽しそうに競技する姿に感銘を覚えました。
チャレンジミニトラ
*2020年チャレンジトライアスロン大会

新型コロナウィルス感染の影響は、少なからずありますが、その中でも徐々に大会も開催されはるトラは2021年から再開しました。コロナ渦での開催は一段と大変でしたが運営にも工夫を重ね皆さんの協力で大いに盛り上がりました。
再びトライアスロンの仲間が増えてくることは間違いないと確信しています。高トラ会員の皆様の中にも会員としての自覚を失いかけておられる人も少なからずいると思われますが、フツフツとトライアスロン熱が高くなってきていることでしょう。

一方、私は、佐渡国際Aはじめいくつかの大会に参加しました。そして2022年9月の村上大会でエイジ1位となったのを機に宮崎でのチャンピオンシップ大会に参加しエイジ3位となりました。高トラからは、佐々木幸子さん、新井磨里子さんが同じくチャンピオンシップ大会に参加し共にJTU年間エイジランキング入賞を果たしています。

村上   
‘*2022年村上大会 
宮崎2          
*2022年宮崎エイジチャンピオンシップ大会

10年という節目に、高トラの軌跡について長々とお話しさせてもらいましたが、大切なことは、これからの10年皆様にとってトライアスロンライフがより充実し、自分の練習成果が実を結んだり、心身ともに健康であるとともに、もっと多くの仲間がトライアスロンの素晴らしさを知ってもらえるよう地域社会と協力して大会を盛り上げていくことです。そのこともお忘れなくよろしくお願い申しあげます。

ありがとうございました。

    2023年3月
    高崎市トライアスロン協会
    会長 小平 博



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