宮古島トライアスロン挑戦記!

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終わってみると夢のような五日間 ~初ロング、ストロングマン(宮古島トライアスロン)挑戦記~

 私が初めてトライアスロンのレースを見たのは一昨年の榛トラのボランティアをした時です。給水の水を選手達に渡す係でした。
誰も皆、格好良くて「来年は、私が水をもらう立場になりたい」と思ったのが始まりです。

その時はクロールは20メートルしか泳げず、バイクは持ってませんでした。急いで、朝スイムスクールに入り、バイク練習は、チャレンジ榛トラの小平道場にお世話になりました。
バイク練習はビンディングシューズ装着にフラつき転んでばかり、ヘルメットは反対にかぶる有様でした。

それでも何とか皆様のおかげで翌年の榛トラのスプリントでデビューする事ができました。そうなるとショートを体験したくなり、9月の九十九里に出場しました。

「怖がりの挑戦好き」という厄介な性格の私は次はミドルに出てみたくなりました。次の年(今年)はスケジュールの都合上、後半はレースを入れられないので春のミドルレースを探していたのですが、ないんですミドルが。

宮古島なら4月。でもロングなんて雲の上の話と思ったのですが、私の座右の銘が「とりあえずやってみる」だったので、エントリーしてみる事にしました。そして、11月くらいから自分の自由になる時間は殆ど練習にあてようと決めました。

 12月のクリスマスにプレゼント、そう合格通知です。それからは、一週間のスケジュールは、火、水が朝スイム。月、土、日の仕事前にランニング。日曜の夜は仕事が休みなのでウエットスーツでなるべく長く泳ぐようにしました。

初めて3000メートルのタイムを計ったら1時間40分かかり、エントリーした事を後悔した事を覚えてます。
仕事が休みの水曜はなるべく長い時間バイクに乗った後、5キロから10キロランニングをする事にしました。

前期は、利根川サイクリングロードを100キロぐらい走ったあと5キロから10キロのラン。後期は、箕郷や秋間の梅林周回コースを4、5時間乗った後、10キロから20キロのラン。

3月後半は。6時間乗ったあと、10キロランニングしたりしました。この5カ月は結構キツかったです。美容院に行く暇もなく、山姥のような髪型になってしまいました(今もですが)。 

何より休みの日は練習の為、朝から夕方まで留守してしまい、家族には寂しい思いをさせてしまいました。トライアスロンは家族の理解と応援がなければ出来ないと痛感しました。家族には本当に感謝しています。

 そして宮古島挑戦にあたり3つの目標を立てました。 
(1)無事に帰る 
(2)時間と私のヘソクリを全部使って挑む宮古を全身で楽しむ 
(3)完走

さあ、レースです。あがり症の私は15日の金曜日に現地入りしてから殆ど眠れず、レース前日は一睡も出来ませんでした。ロングに何度も出ている、ルームシェアした女性2人はいつもリラックスしていました。彼女達からは沢山の事を教わりました。「レースは、自分の今持っているものを出してくるだけでいいのよ」と言われた言葉が忘れられません。

 スイムは、とにかく一番後ろの方からロープの近くをずっと泳ぐ作戦でいきました。オープンウォーターの経験が皆無だった私は、榛名湖も九十九里の時も怖くて怖くて心拍が上がりまくりだったのですが、今回は3度目で落ち着いて作戦どおり泳げました。スイムアップは、8時24分。よし、これが今の私。

 次はバイクです。 私のバイク力の限界はきっと平均アベ24キロくらいと思い、アップダウンなど全く無視して、24キロごとの時間を紙に書いてベタベタと5、6枚フレームに張り付けました。これもかなりテキトーな作戦でしたが、ほぼ予定どおり進みました。

ただ、前半、雨が降って路面が濡れていて滑りやすかったのと、とにかく噂のとおり風が強くて特に橋が怖かったです。第一目標の「生還、生還」と念仏のように唱えながら、グローブをし忘れた手でブラケットをしっかり握り、体勢を低くして横風に耐えました。

それに、バイク輸送の際、ディレイラーをぶつけられたらしく、ギアが上手く入らなくなってしまい、現地のメカニックに調整してもらったのですが、157キロを無事に走ってくれるか、パンクしないか、もうハラハラドキドキでした。予定表のタイムも本当ギリギリの上、やはり少しずつ遅れだしていたので、残り40キロくらいは、とにかくガムシャラに踏みまくり、なんとか制限時間5分前でのバイクフィニッシュでした。

 そしてランに入りました。 正直、精魂使い果たしていてペースが上手くつかめず、走ってもすぐ歩いてしまう、頭では「走れ走れ」と命令してるのに歩いてしまいました。今、思い出しても悔しいです。21キロの関門は、ギリギリ突破しましたが、残りのタイムを計算して絶望的な気持ちになり、トボトボ歩き出してしまい、27キロ地点にて収容バスに乗せられました。

冷房がききすぎたバスの中で「競技場で宮下さんを待ってます」と、朝スイムでお世話になっている昨年女子優勝の酒井絵美さんに言っていただいたのに、バスで帰ってきた自分の不甲斐なさに穴があったら入りたかったです。バスを降りた途端、芝生に座り込み嘔吐してしまいました。

沖縄特有のイントネーションで「大丈夫?辛かったねー」と知らない女性に背中をさすってもらったら、もうこらえきれなくて泣きました。 「もう、ロングはやめよう!」

  翌日からは、せっかく宮古島に来たのだから観光しようと、ラン友と島一周をドライブしました。夜は、年代別2位になったルームシェア友と居酒屋へ。帰る日の朝は、彼女とシュノーケリングに行ってきました。そして、筆舌に尽くしがたい程美しい海の中で別のスイッチがポチッと入りました。 

「こんな楽園のような美しい島でレースしたんだ!」 友達いわく、「宮古の美しい海の魔力にやられたね」 そう完全にノックアウト、やられました。

  そっかあ、今が入り口なんだ、 明確な目標ができた、これからの!

「いつの日か、宮古島完走!」 アレっ昨日とま逆〔笑〕
 
 トライアスロンは楽しいです。個性的で優しい仲間やその土地のおいしい料理、人々との出会いがあります。トラブルやアクシデントもありますが、それも思い出です。

 完全に今回の挑戦でハマってしまいました。 トライアスロンに… 陽に焼けた自分を眺めつつ

                     宮下礼子(4月21日)

酒井絵美プロとデビュー戦のはるトラにて

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九十九里浜トライアスロンにて仲間と

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フラメンコの仲間と!

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